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存在
しかも1100クーペは、ル・マンのサルテ・サーキットまでシュツットガルト(1949年暮れにグミュントからの復帰が実現していた)から自走で移動していた。公道も走れる柔軟性の高いマシンがクラス優勝した。それはポルシェ356の実力の高さを象徴していた。

 356が誕生する以前のスポーツカーといえば、英国製のライトウエイト・スポーツを指していた。それはFRのコンベンショナルなレイアウトを持ち、サスペンションは固く、操縦性は頑固なアンダーステア、ボディはフルオープンが一般的だった。対候性は低く、長距離クルージングに適したクルマではなかった。英国製スポーツカーは、低速トルク重視のエンジンと低めのギアリングでシャープな加速を楽しみ、コーナーでは重いステアリングと格闘し、全身で風を感じることで“スポーツ”を実感するというワイルドな存在だった。漢字検定
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